トータルリコールの世界が現実になる「E-Skin」
トータルリコールのリメイク版はご覧になっただろうか。
手に携帯電話が埋め込まれており、ガラス面に触れるとビデオ通話ができるという優れもの。そのまま耳に当てて通話することもできる。
ただ、どこからでも追跡されてしまうので、ガラス片で手を切り、基盤ごと取り出すシーンが見てて痛すぎた、、
人間の肌に貼れる有機LED
染谷研究室が発表したのは、非常に薄く柔軟性のある電子人工皮膚(E-skin)。基板やLEDが搭載されたプラスチックシートは皮膚にぴったりと貼り付けることが可能で、LEDは太陽光で自動的に充電され、暗い場所で色んな図柄の赤・青・緑などのLEDライトとして点灯させることができます。
トータルリコールのような電話機能は無いのだが、皮膚の上に貼り、発光させることが可能となっている。
また、血中酸素濃度及び脈拍を測ることが可能であるため、
ライフログガジェットの更なるスマート化に繋がっていくものと思われる。
埋め込む必要も無いので(というかトータルリコールでは何故埋め込んだんだろう?)、取り外しは容易であろうし、
太陽光で充電されるので、長持ちする。
ただし酸素や水分の透過性の問題があり、ずーっと続くものではない模様。
こういったデバイスは実用化されるまでまだまだ時間がかかるのだろうが、生きているうちに実用化されることを願う。